日頃は立教大学体育会剣道部卒業生の会「紫光会」の活動にご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 過日開催されました2023年度紫光会総会にて、島田美幸先輩(昭和46年卒)の後任として会長職を引き継ぐことになりました磯野聡(昭和56年卒)でございます。

 歴代会長職を務められた先輩方に比べ、学生時代の実績も卒業後の紫光会活動への貢献度も大きく見劣りする私ではございますが、副会長の堀田明良先輩(昭和58年卒)、坂西貴司先輩(昭和60年卒)および事務局長の石川文雄先輩(昭和55年卒)他諸先輩方のお力をお借りして紫光会の更なる発展に力を注ぐ所存にございます。前任の島田先輩同様にご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

 紫光会の目的は会則第三条の規定の通り「剣道を通じて会員相互の親睦をはかると共に、立教大学体育会剣道部の健全なる発展に寄与すること」です。
 実際の活動もその目的に沿って、指導陣以外の卒業生も稽古に参加し学生を指導いただいております。また、会員の皆さまからの会費のほとんどを学生の支援に使わせていただいております。

 おかげさまで、神橋部長、原師範および石川総監督や佐々木監督他の卒業生指導陣のご尽力により、近年は2019年の全日本女子学生剣道優勝大会での優勝をはじめ、男女ともに各種大会での上位進出常連校として名を連ねる活躍ぶりです。

 一方で、全日本実業団大会や関東実業団大会で優勝に貢献する卒業生や各種全国大会に都道府県代表として出場する卒業生を輩出しており、さらに、三名の女性七段誕生や剣道指導員としての海外赴任等、卒業生も現役に負けずとも劣らない充実ぶりです。

 剣道以外でも、ビジネス界、官公庁そして教育界等多種多彩なフィールドで多くの卒業生が活躍しております。その活躍は日本国内にとどまりません。

 これも偏に、立教大学体育会剣道部で過ごした濃密な四年間での学びの賜物と思う一方で、紫光会としてはそのような卒業生と現役学生との関係をより近しくする必要性を感じております。

 そのためには、紫光会からの情報発信をさらに充実させるとともに卒業生の皆様からもより積極的に近況等を発信いただき、卒業生相互、紫光会、そして大学剣道部との絆を再構築・強化することによって、紫光会の更なる基盤強化とそれをベースにした物心両面での学生支援に繋げて行きたいと思っております。

 引続きご理解とご支援をいただきますようお願いをしてご挨拶とさせていただきます。

紫光会 会長
磯野 聡