新旧主将からのご挨拶

五十嵐前男子主将と鈴木前女子主将、および、櫻井新男子主将と梅澤新女子主将からご挨拶が届きました。

五十嵐君、鈴木さん、お疲れさまでした。皆さんの稽古や合宿での真摯な取組みと試合での奮闘はOBOGに感動と元気を与えてくれました。本当にありがとうございました。卒業後は我々と一緒に現役を支援する立場です。よろしくお願いします。

櫻井君、梅澤さん、主将という大役を担っての大学生活最後の年です。素晴らしい成果を残せるよう紫光会もできる限りの支援をします。有終の美を飾れるよう頑張ってください。

前男子主将 五十嵐翔

 2023年の秋から1年間主将を務めさせて頂きました、水戸葵陵高等学校出身・文学部教育学科の五十嵐翔と申します。昨年は沢山のご支援ご協力を頂き誠にありがとうございました。

 4年間を振り返ると沢山の思い出が浮かびますが、素晴らしい監督陣や尊敬する先輩方、頼もしい同期やかわいい後輩達と巡り会うことができたこと、立教大学剣道部の一員になれたことを何よりも嬉しく思います。剣道漬けの高校生活を送っていた私ですが、自主性を重じる環境で4年間稽古に打ち込むことができ、剣道だけでなく人間としても成長することができたと思います。この環境を作ってくださった監督陣や学生が全力で剣道に打ち込めるようご支援してくださったOB OGの先輩方には感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 主将としての1年間を振り返ってみると、嬉しいことよりも悔しかったことの方が多かったと思います。1、2年生の頃から主力として活躍されていた先輩方が卒業し、新チームは必然的に試合経験が浅いメンバーで構成されました。他大学と比べてもチームとしての実力はあまり高くない方だったと思います。そういった中でも以前と変わらずに熱心に稽古や指導をしてくださったお陰で、春頃にはチームや組織としての纏りが生まれていきました。少しずつ先輩方に追いついてきた実感が生まれ、新チーム発足当初から目標としていた全日本学生上位進出も不可能ではないように感じていました。そういった中で迎えた関東学生団体戦でしたが、非常に悔しい結果に終わってしまいました。後輩達が大将の私へと一生懸命勝負を繋いでくれたのですが、私の実力が足りずに全日本学生大会への出場権を手にすることは出来ませんでした。大将としてチームを勝たせることが出来なかったこと、主将として付いてきてくれた部員達に結果で示せなかったこと、沢山のご支援ご協力をくださったOB OGの先輩方に良い結果で恩返することが出来なかったことなど、今後も忘れることが出来ないくらいの悔しさを味わいました。この悔しさは櫻井新主将を始めとした頼もしい後輩達が必ず晴らしてくれると思います。私自身も、この悔しい経験を糧に今後の剣道人生を送っていき、いつかこの負けがあったからこそ強くなれたと言えるよう稽古に励んでいきたいと思います。

 最後になりますが、沢山のご支援ご協力をくださったOB OGの先輩方には心より感謝申し上げます。皆様方のご支援ご協力により、最高の学生生活を過ごすことが出来ました。卒業後もこの感謝を忘れず、OBとして立教大学剣道部を応援していきたいと思いますので、変わらぬご支援ご協力の程宜しくお願い致します。4年間ありがとうございました。

前女子主将 鈴木碧

昨年、女子主将を務めさせていただいた鈴木碧です。
 主将として約1年間活動してきて、自分のこととチームのことを両立して考えながら活動していくことの大変さを知りました。大学3年生のときは、関東大会の予選を通過できず全国大会に出場することができませんでした。その後は結果を残すために、以前までの活動方針やメニュー内容を大きく変更し、体力強化や実践的な練習を中心に稽古に取組んできました。これまでとはまた違った方針・メニューで行っていくことに対して、全部員の意識は統一されているか、部員同士のコミュニケーションはしっかりととれているかなど、主将としてチーム全体の様子を毎日気にかけながら活動してきました。
 部としては関東学生剣道大会、全日本学生剣道大会ともに優勝という目標をかかげて稽古に取組んできました。最終的な結果は、関東大会の予選は抜けたものの、全国大会では1回戦敗退という悔しい結果で終わってしまいました。しかし、主将として試行錯誤を繰り返したこの過程は、これから社会人になってから仕事をする上で必ず生かされると思っています。
 そしてOB・OGの先輩方には、各大会や春・夏合宿、普段の稽古など、多くの場面で応援や稽古に来ていただきました。本当にありがとうございました。皆様からのご支援のおかげで、私たち学生は恵まれた環境の中で、毎日全力で稽古に取組むことができました。
 大学卒業後は東芝テック株式会社に就職し、実業団の一員として剣道を続ける予定です。今後の目標は、仕事と剣道を両立しながらも全国で活躍できるような選手になることです。まずは社会人としてのマナーや業務内容をしっかりと学び、社会人としてさらに自分を成長させられるようにしたいです。そして立教大学体育会剣道部での4年間や、主将を務めさせていただいたこれまでの経験を活かしながら、目標達成のために努力していきたいと思います。
 立教大学は卒業いたしますが、これからの体育会剣道部のご活躍を強く祈っております。4年間本当にありがとうございました。

新男子主将 櫻井朝日

今年度、立教大学剣道部の主将を務めます櫻井朝日と申します。主将としての目標は、「昨年度の雪辱を晴らし、全日本学生剣道優勝大会団体戦で輝かしい成績を収めること」です。昨年度の関東学生剣道優勝大会での敗戦から、今年度は「試練の年」になるかと思います。しかし、同時に試練を乗り越えた先には、この上ないチームの成長があると考えています。そこで私は、試練を良い転機として捉え、主将としてチームを日々成長させるために最適な選択を追求し続けていきます。現在のチームがより進化するためには、個々の成長とチーム力の更なる強化が必要不可欠です。私はこれらの課題を克服するために日々の稽古から周囲を見渡し、定期的なミーティングによって部員間での意見交換を大切にしながら、常にチームの成長に最適な選択ができるよう尽力します。

そしてOBOGの先輩方には平素より、部活へのご支援ご協力を頂き、誠に感謝申し上げます。部員一同、先輩方のご支援のもとに日々の稽古が実現できていることを胸に刻み、感謝を持って精進していく所存です。

誠に勝手ながら、先輩方に私から1つお願いしたいことがあります。ご都合のよろしい日がございましたら、是非大学の稽古にご参加いただけないでしょうか。私たち剣道部は、今年度本気で全日本学生剣道優勝大会で活躍したいという想いを持ち、日々の稽古に励んでいます。しかし地稽古では、監督陣の先生方に稽古をつけて頂ける学生数は限られており、互いの剣道を知り尽くしている学生同士での地稽古が非常に多くなってしまっていることが現状です。そこでチーム全体の実力を底上げするために、多くの先輩方に稽古をつけて頂くことが何よりの成長への近道だと考えております。どうか、お力添えをしていただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。そして現在は関東学生大会、全日本学生大会ともに会場の入場制限が解除されてきています。是非今年度は大会にも多くの先輩方に足を運んでいただき、私たちの集大成を会場で応援していただけたらと思います。改めまして、OBOGの先輩方には平素より厚いご支援、ご協力をいただきましてありがとうございます。誠に勝手ながら、稽古参加のお願いもご検討いただき、お力添え頂けましたら幸いです。結びになりますが、今年度は主将としてチームの躍進に貢献できるよう全力で日々精進しますので、今後とも応援のほどよろしくお願い申し上げます。

新女子主将 梅澤萌里

日頃よりご支援、ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。新たに女子主将を務めさせていただきます、梅澤萌里です。主将としての目標は、部員一人ひとりが好きな剣道を楽しみながら、皆が一丸となって本気で挑戦できるチームにすることです。試合での結果はもとより、日々の稽古においても個々が成長を実感できるような環境作りに力を入れていきます。

私は少し抜けているところもあり、よく周りから天然だと言われることもありますが、頼もしくて信頼できる仲間としっかりとやっていく覚悟ですので、よろしくお願いいたします。

チームの目標は「日本一」です。

近年では、2022年に関東女子学生剣道大会で3位、全国女子学生剣道大会でのベスト8進出以降、上位進出は果たせておりません。目標達成には、克服すべき課題は少なくないと思っており、部員全員が当事者意識を持って取り組むことが必要不可欠です。厳しい稽古や困難な状況を皆で楽しみながら乗り越えることができれば、結果は伴ってくるものと考えています。

OB・OGの先輩方や諸先生方のご支援、ご声援は何より励みになり、試合会場では毎回、勇気をいただいています。代々継げてきてくださったこの恵まれた環境が、決して当たり前でないことを理解し、結果を持って恩返しできるよう取り組んでいきます。

そして、今年は先輩方との稽古の機会を増やさせていただきたいと考えています。理由は先輩方同士の交流の場としてはもちろんですが、稽古している現役生をご覧いただきたいと思っているからです。私たちにとっては様々な世代の先輩方からのアドバイスや人脈は大切なものとなりますし、チーム『立教剣道』としての絆や関係性をより長く深いものに出来ると考えます。

新チームは「明るくて前向きなチーム」です。皆様に応援していただけるよう精一杯、取り組んでいきますので、今後とも、立教大学体育会剣道部への温かいご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

以上

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立教大学紫光会
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